こんにちは、Mr.Kです。
今日は私のライブ配信から
特に重要なテーマをブログ形式で
お伝えします。
今回のテーマは
「ノイズの増幅装置:ガンマスクイーズ」
「チャンスはいつも不安な状態として現れる」
「大相場は「ガチホ最強」」
この3つです。
昨夜の米国市場のような
激しい変動の正体を論理的に暴き、
市場に渦巻く強い不安の波を
安全な大チャンスへと変えて、
利益を最大化するための思考法を
じっくりと解説していきます。
ノイズの増幅装置「ガンマスクイーズ」
今週の米国市場は、
めちゃくちゃに変動幅があり、
ボラティリティがありました。
それに対して、
日本株の日経平均株価が
比較的低ボラティリティなのは
一体何なのかということについて
お話ししていきましょう。
米国市場のフィラデルフィア半導体指数は、
一時的な高値から10%も急激に下げました。
そこから急激に爆戻りして、
6、7%も値を戻すという、
とんでもない激しい動きを
市場で展開したわけです。
ナスダックも同様であり、
すべての指数が同じように
動いている特徴があります。
さらに個別銘柄を見ていくと、
お互いの連動性が非常に
高くなっているのが分かります。
日本株は、日中の時間帯は
少し大きめに動くくらいの状態ですが、
夜になると米国株に合わせて
日経先物は乱高下します。
単純な一様の感覚では説明がつかないような
ボラティリティの差が顕著になっています。
私が理論的にいろいろと
考えた結果としての結論は、
オプション関連の動き
「ガンマスクイーズ」と呼ばれている現象が
これを引き起こしている主要因ということです
厳密ではありませんが
イメージできるように簡単に言いますと、
大量のオプションが購入された時に、
それをリスクヘッジするために
現物株が間接的に買われる
という特殊な現象のことです。
株式市場には、
私たちがいつも扱っている現物株や
信用取引以外にも、
オプション取引と呼ばれる
取引市場が存在します。
オプションという商品は、
十分の1や数十分の1という
非常に少ないポジションで、
上昇と下落を実質的にヘッジできるものです。
このレバレッジがかかる
オプションという商品に
注文が大量に殺到すると、
証券会社はリスクヘッジの対応を
迫られることになります。
たとえば、数千万円や何億円もするような
高級なマンションのプレセールという
ビジネスを想像してください。
後から購入を決めるために、
先に席を押さえるチケットを
100万円で買うような商品が
世の中には存在しています。
不動産の価格増減が非常に激しくなればなるほど、
この席を押さえるチケットが
市場でバカ売れするわけです。
しかし、そのチケットを
販売している証券会社としては、
本当に権利が行使された時のために、
実体の商品をしっかりと
押さえておく必要があります。
チケットが大量に売れると、
証券会社が実体の株を買う必要が出てくるため、
なんと
オプションチケットを発端にして
現物が買われるという現象が
起きてしまうのです。
これがガンマスクイーズの具体的なメカニズムです。
(注)
繰り返しになりますが
厳密な説明ではありません。
さて、この場合証券会社は、
その株自体に投資したいわけではなく、
ビジネス上のリスクヘッジという
少し”不純な”動機で買っています。
そのため、チケットが逆に売られたら
その株はやっぱり要りませんと
一気に現物株が売却されることになります。
チケットの売買に振り回され、
市場に大きな乱高下が
引き起こされてしまうのです。
私の理論では、
相場をランダムなものと、そうではないものとに
明確に分けて考えていきます。
ランダムな動きというものは、
未来を読むことができませんし、
それは単なる「ノイズ」です。
ガンマスクイーズにおいては、
売買主体の証券会社に
長期的な意図がまったくない状態です。
ですから、これは
計画的な動きではなく、
短期的なノイズが増幅されているだけだと
判断するのが妥当です。
ノイズが大きくなると、
意味のある動きが見えにくくなってしまいます。
今の相場は、
長期的な上昇トレンドの中に、
投機的なノイズの増幅装置が働いて
混ざり合っている状態です。
私たちは、ノイズを元に
投資判断をしてはいけません。
もしこれが方向性のある
下落トレンドの動きならば、
一気に下げた後にこれほど
値を戻すことは不可能です。
急激に下げてもこれだけ
力強く戻っている事実を見ると、
本来のトレンドは
上を向いていると判断できました。
(実際に大きく戻りましたね)
チャンスはいつも不安な状態として現れる
先週金曜〜今週水曜の相場に対して、
多くの人が反転への不安を
強く感じていたと思います。
しかし、その不安な状態に
株価の上昇が加わると、
それは投資における大きな
チャンスという意味になります。
市場のボラティリティが
一気に縮小している事実を見ると、
ランダムではなく
規律可能性がしっかりと
維持されていると判断できます。
下落が収まった状況から、
上昇優位へと瞬間的に
値を戻していることを考えると、
底打ちした可能性が
非常に高いと考え、そう放送しました。
もちろん、私自身も
皆さんと同じ人間ですから、
大丈夫かなという不安や
懸念は当然のように感じます。
ですが、
その不安の感情こそが、
実は正しい投資判断を
行うためのバロメーターに
なっているのです。
もし水曜日に、
株価がドカンと分かりやすく
V字反発をしてしまっていたら、
それは
短期的な空売り勢力の買い戻しによる
一過性の停滞になります。
そこまでの急激な反転ではないからこそ、
この先も上昇トレンドが続いていくと
考えることができるのです。
チャンスというものは、
いつも強烈に不安な状態として
私たちの前に現れてきます。
人間にとって、
不安という精神状態は
ストレスを生みます。
決して心地のいいものではありません。
しかし、投資家にとっては、
不安な状態であるときこそが
最高の状態だと言えます。
後から過去を振り返って、
あの時は絶好のチャンスだったなと
思える瞬間は決まって、
とんでもない不安や恐怖に
襲われていた時のはずです。
過去のコロナショックや、
半導体ショックの時の恐怖に
打ち勝ってガツンと買っていたら、
今頃どんなに資産が増えていたことでしょうか。
株価が大きく落ちた時に
買うのが大切だと頭では分かっていても、
多くの人はまた急落するのではないかと
不安になってしまいます。
「もう少し完全に安心できるように
なってから買おう」と
考えてしまうのです。
しかし、目を見張るような
鮮やかなV字回復というのは、
必ず市場の不安をガソリンにして
作られるものなのです。
安心するまで待ってしまえば、
チャンスは完全に消え去ります。
不安が和らいでから買う戦略は
実は非常に危険であり、
不安なうちに買う戦略のほうが
はるかに安全だと言えます。
つまり、「強い不安」に
「株価の上昇」という事実が加わることで、
「安全な大チャンス」という公式が成立するのです。
たとえば2020年のコロナショックの時を
思い出してみてください。
あの時は緊急事態宣言で
先行きが全く不透明であり、
大量の会社が赤字になることが
確実視されていました。
一般庶民から見て合理的な上昇の理由が
全く見つからない状況だったにもかかわらず、
株価はスルスルと上がりました。
強烈に不安な時、つまり
状況の理屈が理解できない時に、
必死になって買いの理由を
見つけようとする必要はありません。
少し自分で調べてみて、
理由が分からないと思ったのなら、
喜んで買いに行けばいいのです。
本当の上昇の理由は、
ずっと後になってから
分かるものなのです。
月曜日の米国市場においても、
多くの人が様子見をして
買えなかったにもかかわらず、
寄り付きから大きく買い戻される
動きが発生しました。
様子見をしていた人には、
大口投資家たちの買いの気持ちを
予測することはできないでしょう?
今の相場は、みんなが
見ていてまだ買えていない、
あるいはガチホしたままの
状態であると言えます。
この状況で株価が少しでも上に上がれば、
それ自体が大きな相乗効果を生みます。
上がれば上がるほど、
周囲に安心感が広まっていき、
さらに株価が押し上げられる
ポテンシャルを秘めています。
不安が完全に解消するまで待つという選択は、
投資において非常に微妙な結果を招きます。
いつでも100%確実に
上がるとは言えませんが、
「こうなったらポジションを抜く」
ということだけを
あらかじめ決めておけばいいのです。
損切りのポイントが近く、
リスクとリターンの比率が非常に高いため、
大チャンスの条件は完璧に揃っています。
バンジージャンプは
飛ぶ前はめちゃくちゃ不安で
恐怖を感じるものですが、
体にロープがしっかりと
結ばれているから安全です。
飛び降りるだけという行為自体は
強烈な不安な中でも、
誰にでもできる簡単なことです。
投資における期待値の高さと
自分が不安を感じるかどうかは、
全く別の問題なのです。
大相場は「ガチホ最強」
クリアトレード理論において、
最も革新的で重要な発想は、
相場をランダムな動きと、
そうではないランダムじゃないものとに
明確に分けるという観点です。
もし、これらを綺麗に
切り分けることができるなら、
慣性の法則が働く計画的で
意味のある動きに従うことで、
未来を予測することが可能です。
大きな波というものは、
そう簡単にその方向性を
変えることはありません。
上昇のトレンド自体が
どのくらいの期間にわたって
続いているかを見極めることが
非常に大切なポイントです。
直近の2週間だけで
急騰をしているような銘柄よりも、
1年前からずっと上昇トレンドを
維持している銘柄の方が、
原理的に崩れにくいはずです。
そこには多様性があり、
多様な投資家が集まっている
複雑系の相場だからこそ、
変化に対して非常に強いのです。
ですから、私たちは
直近の1〜2ヶ月だけで
急に上げたような銘柄を触るのを
いったんやめるべきです。
それよりも、
息の長い長期的なトレンドを
しっかりと持っている先導株を
丁寧に拾っていくべきです。
かつて市場を引っ張って
大きく上がっていたとしても、
完全に天井を打って
旬が終わってしまった銘柄は、
ひたすら下がり続けます。
旬が終わったものにいつまでも
しがみついているのは危険であり、
変だと思ったらすぐに逃げる
決断が何よりも大事です。
人類の歴史を振り返っても、
テクノロジーの確変が起きた時に、
大きな相場が何も上がらなかったことなど
一度も存在しないのです。
現在の市場も激変の渦中にありますから、
どこかで必ず巨大な相場が現れてきます。
時代を動かすテクノロジーに
多くの人が従事している以上、
この上昇トレンドの原則が
変わることはありません。
目先で急激に増大している
ボラティリティや乱高下は、
基本的には無視してしまって
全く問題のないものです。
高いところで買って、
下がったらすぐに損切りし、
また上がったら買い直すという
細かな売買を繰り返すのは、
資金効率をむちゃくちゃに悪化させる
最悪の悪手です。
そのような無駄な売買を
繰り返すくらいであれば、
最初からアクセルを大きく
踏みすぎないように調整し、
じっとガチホしている方が
はるかにプラスになります。
車の運転と同じことで、
加速と減速を無意味に何度も繰り返すのは、
アクセルを踏むタイミングを
間違えている証拠なのです。
期待値が常にプラスである
大相場の局面においては、
「ガチホ」を貫くことこそが
論理的に最も期待値の高い
最強の戦略になります。
個別株の判断がどうしても
難しいと感じるようであれば、
無理をせずに先導株が集まるETFを
しっかりとガチホして
時間を稼ぐのがベストです。
私たちが考えるべきことは、
どうやって日々の売買回数を
減らしていくかという、
ただそれだけのことなのです。
まとめ
市場で起きている急な乱高下や
往復ビンタのような激しい値動きの本質は、
トレンドの崩壊ではなく
単なる「ノイズ」に過ぎません。
目の前の現象に惑わされて、
不安を解消しようと必死に理由を探し回ったり、
細かく売買を繰り返して
火傷をしてしまうのが一番危険です。
過度な楽観を持つ必要もありませんが、
不必要な悲観に陥る必要もまったくありません。
「大きな波は、そう簡単にはその方向性を変えない」
という明確な原理原則を、
私たちは信じるべきなのです。
今はリスクを過剰に取りに
行くような局面ではなく、
安定して上がっている先導株や
信頼できるETFを中心に、
ひたすらガチホを貫いて
様子を見るのが賢明です。
細かく見すぎて一喜一憂するのをやめ、
長期的な上昇トレンドを信じて
じっくりと時間を稼いでいきましょう。
