こんにちは、Mr.Kです。

今日は私のライブで話した内容から
特に重要なテーマを
ブログとしてまとめました。

今回のテーマは
「株価が上がる仕組み」
「流れと旬を読む視点」
「投資姿勢と売買回数」
この3つです。

相場には常に“流れ”があります。
その流れの中で、
どこに資金が向かい、
どんな銘柄が上がりやすいのか。
そして投資家自身が
どんな姿勢で向き合うべきなのか。
その核心部分を
今日は丁寧にお伝えします。

株価が上がる仕組み

株価は「買いが多いから上がる」
わけではありません。
ここを勘違いすると
相場の本質がいつまで経っても掴めません。

株というのは
買われた株数と売られた株数は
常に同じです。
Aが売ってBが買い、
Bが売ってCが買い…
名義が移っただけで
売買数量そのものは
常に一致しています。

だから
「今日は買いが多い日だった」
という表現は
実際の仕組みを
反映していないんです。

では何が株価を動かすのか。
それが成り行き買い指値買いの比率です。

買い注文は成り行き買いか指値買い、
売りは成り行き売りか指値売り。
この4つしかありません。

成り行き買いが増えて
指値売りが並んでいると、
その売りを食いながら
株価は上に跳ね上がります。
逆に買いが多くても
全員が指値で並んでいたら
株価は一円も動きません。

ソフトバンクグループを見れば
この構造がよくわかります。
2500万株もの売買があっても
成り行き買いのムーブメントが
起きない限り
株価は上がらず
むしろ下がり続けます。

だから機関投資家は
指値で集めた後、
あえて成り行き買いを
適切なタイミングでぶつけて
“流れを作る”わけです。

そして一度その流れが始まると、
指値で買えなかった人が
成り行きに切り替え、
さらに価格が跳ね上がり、
加速の連鎖が生まれます。

株価とは
“成り行きの連鎖が
 正当化され始めた瞬間に
 上昇が加速する”
という仕組みで動いている。
これは覚えておいてください。

流れと旬を読む上がる銘柄・下がる銘柄

相場には常に
「流れ」「旬」があります。
この流れに乗ることが
勝ちやすさを大きく左右します。

日経平均、トピックス、
米国株、ヨーロッパ株、金。
これらは今
明確に上向きの流れにいます。
世界的に資金が溢れ、
なだれ込んできている状態です。

その一方で、
半導体や一部AI銘柄は
渋い動きを見せています。
旬が終わった銘柄に
乗り続けるのは
本当に危険です。

旬を外し、
流れから降りてしまうと、
たとえ業績が良くても
株価は上がりません。
ソフトバンクグループのように
業績が最高でも
下がり続けることは
普通に起こります。

逆に今の相場では
オールタイムハイを更新している
建設系、ガラス系、
大型株、金関連などが
綺麗に流れを掴んでいます。

本来上がるべくして上がり、
流れができている銘柄に
素直に乗る。
これが最も勝ちやすい局面です。

長期銘柄を買う場合でも、
旬ではない銘柄は
資金の2%以下。
今の流れが強い銘柄には
しっかり資金を振り向ける。
このメリハリが
今の相場では特に重要です。

投資姿勢:売買回数を減らし大損を避けて流れに従う

勝ち続ける投資家は
共通して
「売買回数が少ない」です。

売買回数が多い人ほど
負ける傾向があります。
買って売ってを繰り返すほど
ノイズに振り回され、
流れを掴めず、
期待値の低い行動が増えます。

理想は
「3倍4倍になる銘柄を
 最初に買って何もしない」
これなんです。

さらに
絶対に避けなければいけないのは
“大損”です。

一度30%40%の下落を食らうと
数学的に資金は
ほぼ戻ってきません。
だから
ハイリターンに見えても
ハイリスクの局面では
ポジションを小さくします。

私自身、
今年は過去10年で
最も売買回数が少ないですが、
資金はしっかり増えています。
売買を減らし、
流れを掴み、
リスクを抑える。
この姿勢が長期的に資産を増やす
最も現実的な方法です。

まとめ

相場には常に
“流れ”があります。

成り行き買いが動き、
ムーブメントが生まれ、
旬が形成され、
そこへ資金が集まる。
これが上昇の正体です。

業績が良いだけでは
株は上がりません。
流れを変える“潮目”が必要で、
その潮目をきっかけに
成り行きが連鎖すると
上昇は一気に加速します。

そのうえで投資家自身は、
売買回数を減らし、
大損を避け、
流れに従う姿勢を
徹底していく必要があります。

旬の銘柄には素直に乗る。
長期銘柄は小さく持つ。
無理のないポジションで
流れと共に進む。

この積み重ねが、
相場で勝ち続けるための
最も確かな道だと思っています。