こんにちは、Mr.Kです。

今日は私のライブ配信から
特に重要なテーマを
ブログ形式でお伝えします。

今回のテーマは
「先導株変化とOpenAIの未上場」
「インフレの先導株はゴールドとメモリ」
「Google・建設・レアアースの強さ」
「押し目か天井かを決めるのはメンタル」
の4つです。

AIとインフレが同時に進む中で
これまでの先導株が役割を終えつつも
相場は終わらず“第2章”に入っているという話です。

先導株変化とOpenAIの未上場

株全体は上がっているのに
ソフトバンクグループや
アドバンテストが崩れても
相場は落ちていかない。
ここにまず大きな違和感がありました。

ただ、よくよく考えると今は特殊で、
本当の先導株は上場企業ではないんです。

私が繰り返し話してきたOpenAIです。
この未上場企業が世界を先導しているという
これまでにない構造が完全に出来上がっているわけです。

十年前に
「未上場企業が全世界を動かす」
なんて言われたら
“そんなわけない”
と誰もが思ったでしょう。

でも今はそれが現実で、
OpenAIの存在が
株式市場全体に
大きな影響を与えています。

時価総額30兆円規模と言われる企業が
まだ上場していない。

だから、本物の先導株が市場に存在しない状態で、
ソフトバンクやアドバンテストといった
“レプリカの先導株”が役割を終えただけなんですね。

OpenAI周辺の株だけが上昇し続けている。
これが今の相場の大きな構造変化なんです。

インフレの先導株はゴールドとメモリ

AIブームと並んで
もう一つの巨大な波がインフレです。
世界的に物価が止まらず上がり続けている。

インフレは裏を返せば通貨安で、
金が上がるのは当然の流れです。
だからインフレの先導株は
ゴールド、もしくはGDXです。

そこに加えて今とんでもない勢いで
価格が上昇しているのがメモリです。

キオクシアに代表されるメモリ分野は、
わずか1ヶ月で1.6倍にまで跳ね上がった。

HDD、SSD、DRAM…
あらゆる領域で
値段が一気に吹き上がっている。

AI需要とインフレの両方が
重なってしまった結果として、
メモリが“最も上がる場所”に
なっているわけです。

半導体の一部は
過熱感から落ちていますが、
インフレとAIの両方を
同時に受けるメモリだけは
別の動きをしている。

だから私は
このインフレ相場の
もう一つの先導は
ゴールドとメモリ
この2つだとはっきり感じています。

Google・建設・レアアースの強さ

OpenAIが未上場。
では“代わりにどれが動くのか”。
この答えがGoogleです。

同業で、
ジェミニを持ち、
データも持っている。
OpenAIが上場していない今、
最もわかりやすい代替株が
Googleなんですね。

チャートも綺麗で仕込みやすく、
“OpenAIがないからGoogleが上がる”
という非常にシンプルな構造です。

もうひとつわかりやすいのが
建設です。
インフレと資材高で建設会社は強い。
鹿島建設、五洋建設など
実際に動いている株を見れば
はっきりしています。

そしてレアアース。
私が三井海洋開発に
決算前から20%のポジションを
置いていたのはこの理由です。

トランプ氏と習近平氏の会談、
権益の偏り、
日本との協力署名。
レアアースは
“明らかなテーマ”でした。

レアアース関連銘柄は少なく、
そこに素直に資金が集まった。

これは結果論ではなく
明らかな構造変化だったと
私は考えています。

押し目か天井かを決めるのはメンタル

ここからは
投資家としてのメンタルの話です。

私は国際エレクトリックでも
ソフトバンクでも
大きく食らいました。
正直に言えば
“あーやっちゃったな”
という感情はありました。

けれど下落というのは
押し目でも天井でも
どちらでもあり得る。
ここが分岐点なんです。

スポーツで言えば
スランプかケガか、
同じように
“沈み込み”の局面が
未来のジャンプに繋がるのか、
それとも本当に崩れたのか。

これを見極めないといけない。

私は今回の失敗を
未来への教訓として
捉えました。
インフレもAIも止まらない。
OpenAIが上場するのは来年。
それまで相場は止まらない。

だから、ただ落ちたからといって
心が折れて降りてしまうと
次の試合に出られなくなるんです。

押し目なのか、
天井なのか、
その判断を支えるのは
結局メンタルです。

まとめ

AIとインフレが同時進行する今、
本物の先導株は
未上場のOpenAIです。
その影響をもっとも
素直に受けるのがGoogle。

インフレの波では
金とメモリが
はっきりとした先導株になり、
建設やレアアースにも明確なテーマがある。

そして、
こうした大きな相場の中で
一番大切なのは
下落をどう受け止めるか。

押し目なのか、
天井なのか。
相場はまだ終わっていない。
AIとインフレが続く限り
第2章は続きます。

この流れを見据えながら、
“わかりやすい銘柄”と
“観客が集まるテーマ”に
しっかり乗っていく。
その準備を整えることが
今もっとも重要だと
私は思っています。