こんにちは、Mr.Kです。
今日は私のライブ配信から
特に重要なテーマを
ブログ形式でお伝えします。
今回のテーマは
「ポジション量の問題」
「期待」
「ポートフォリオの魔法」
この3つです。
どれも今の相場環境で
私が最も重視している核心で、
乱高下の中でもぶれずに
立ち回るための
大事な考え方になります。
ポジション量の問題
相場がどれだけ荒れていても、
最後にものを言うのは
ポジション量です。
朝から失敗も成功もありましたが、
私がまったく焦らなかった理由は、
どの銘柄をどれだけ持っているかが
あらかじめ決まっていたからです。
キオクシアは
ストップ安で23%下落しました。
けれど私は全体の2%しか
張っていません。
だから想定内ですし、
資金管理上の問題もありません。
一方で、三井海洋開発は
総資産の26%を保有しています。
今日も続伸していて、
ここは最大ポジションです。
この「大きく張る/小さく張る」
という量のメリハリこそが
投資の本質です。
0か100ではなく
“濃度”や“適量”が大事なんです。
七味を入れすぎたら
うどんは壊れるし、
薄すぎても物足りません。
放射線の処理水も
濃度が薄まれば問題ありません。
すべては量です。
適量であること。
それが続けられるペースになります。
投資もまったく同じで、
継続できる量を守れば
結果は後からついてきます。
大事なのは
「大損しない濃度でやる」
というだけなんです。
そして、
起立可能性が高い銘柄は大きく、
低いものは十分に小さく。
この資金配分を間違えなければ、
ストップ安が来ても致命傷になりません。
ポジション量は命綱です。
これを守らないと、
どんな良い銘柄でも
簡単に撃沈します。
期待
次に大切なのが「期待」です。
相場がうまくいっているかどうかは
結果よりも
“期待通りかどうか”
で決まります。
人間関係でも
仕事でも同じですよね。
期待していた通りに進めば
うまくいっていると感じるし、
期待と実態がズレると
途端に不満になります。
相場でも同じで、
“期待を間違うと行動がズレる”。
そしてそのズレが
損失や迷いを生みます。
今のアメリカ株は
起立可能性が低い=ノイズが多い。
だからロウソク足1本1本の
意味は薄いんです。
正直者の発言は
そのまま信じればいいですが、
嘘が半分混じる人の言葉は
読み解くのが難しくなります。
今の相場は
“嘘が半分混じっている”
そんな状態です。
だから陰線が出た、
陽線が出たと言って
過剰に反応する必要はありません。
これは暴落ではなく
“上昇の中の停滞”だと
私は見ています。
4月からの大きな上昇の波は
まだ崩れていない。
アメリカも日本も同じです。
つまり、
今は「何が起きても不思議じゃない」
という期待を持つべき時期で、
その上で相場を見ると
今日の値動きも
想定内に収まるんです。
期待値が正しければ
ブレません。
期待値が間違うと
ブレ続けます。
だから私は
“正しい期待”を持つことを
誰よりも重視しています。
ポートフォリオの魔法
最後のテーマは
「ポートフォリオの魔法」です。
プラスの銘柄を10持ち、
マイナスを1だけ持つなら
全体はプラスになります。
逆に、
プラスが5で
マイナスが5なら
トータルはブレます。
つまり、
“どれに重心を置くか”で
結果はまったく変わります。
私は今、
三井海洋開発に26%。
三井金属にも厚め。
建設・資源・インフレ系に
重心を寄せています。
理由はシンプルで、
ここは起立可能性が高いからです。
逆にキオクシアは2%。
“新規事業枠”のような位置づけで、
本業を支えつつ
小さなリスクを取りに行く
そんなサイズ感にしています。
本業が強いから
新規事業で多少失敗しても
全体は揺るぎません。
これが
“ポートフォリオの魔法”です。
重心をどこに置くかで
勝率は変わらずとも
資産曲線はまったく違う形になります。
そして今のような
ノイズが多い相場では
とくにこの魔法が効きます。
重心さえ合っていれば、
多少の乱高下は誤差です。
逆に重心を間違えると
“勝っているはずの相場で負ける”
という最悪の結果になります。
まとめ
今日の3つのテーマ、
「ポジション量」
「期待」
「ポートフォリオの魔法」
はすべてつながっています。
今の相場は
ノイズが多く
ロウソク足が正直に語らない時期ですが、
大きな上昇の流れは
崩れていません。
だからこそ、
ポジション量を整え、
期待値を適切に持ち、
重心を正しい場所に置くことで
ブレずに継続できます。
続けられるペースを守り、
適量で攻め、
濃度をコントロールする。
そうすれば
乱高下の波に飲まれず、
むしろ波を利用できるようになります。
今は10年に一度の相場だと
私は本気で思っています。
資金管理と期待値、
そしてポートフォリオ。
この3つを整えて、
これからの相場を
一緒に取りに行きましょう。
