こんにちは、Mr.Kです。
今日は私のライブ配信から
特に重要なテーマを
ブログ形式でお伝えします。
今回のテーマは
「対中国の緊張と冷え込み」
「日本株優位と比率変更」
「資源エネルギーとレアアース」
の三つです。
対中国リスクの高まりとともに、
資金がどこへ向かうのかが
より鮮明になってきました。
その流れの中で私自身が
どのように判断しているのかを
お伝えしていきます。
【対中国の緊張と中国関連の冷え込み】
中国に関しては以前から
経済状況の数字が
出てこなくなっていて、
正直かなりまずいと
思ってきました。
恒大集団の破綻もあり、
国内経済が傷んでいるのに
第四期へ続投という状況を見ると、
かなり不安定さを感じます。
そこに台湾有事に関する
高市総理の発言が重なり、
中国側も日本への渡航を
注意喚起する形になりました。
禁止ではないものの、
「干渉」に近い反応なので
インバウンドにも影響しますし、
中国国内にいる日本人も
心配になる状況ですよね。
さらに中国からの撤退は
もともと始まっていましたが、
今回の件で加速すると
私は感じています。
投資マネーは
不確定要素を極端に嫌います。
今回のように一度収まっても
再び火がつく可能性がある状態は
かなりリスクが高い。
クリアトレード理論的にも
「観客の減少」が決定的で、
中国関連はしばらく
相当冷え込むと判断しています。
私は以前から
中国関連へは投資を
一切していませんでしたが、
今回の状況でさらに
距離を置く意識が強まりました。
強硬化しても
日本にも中国にも
まったく旨味がないので、
時間の経過で収まるのを
待つしかない部分はあります。
ただ、その過程で
投資マネーの流れは
明確になりやすいので、
“潮流が変わるサイン”として
注意深く見ておく必要があります。
【日本株優位とポートフォリオの比率変更】
対中国リスクを踏まえると、
投資資金が向かう先が
よりハッキリしてきます。
私はここから
日本株を主戦場にする方が
合理的だと判断しています。
米国株は世界一の市場で、
これまでは私も
30%ほどの比率で
保有していました。
しかし直近の動きを見ると
日経平均は1か月で17%上昇し、
完全に米国株を
アウトパフォームしています。
観客が集まっているのは
明らかに日本です。
そのためこれからは
日本株80%、
米国株20%程度へ
シフトしていきます。
米国株は中期投資ができる
一部銘柄に絞り、
ポジションも小さく。
メモリー関連や
Googleなどは残しますが、
それ以外は比率を
かなり落としていきます。
理由はシンプルで、
ここ3年を見ても
日本株の方が私の成績が
圧倒的に良いからです。
ソフトバンク、藤倉、
三井海洋開発、三井金属工業。
大きく勝った銘柄はすべて
日本株でした。
米国株も勝ちはありましたが
規模が違うんですよね。
さらに夜の米国株を
日本時間で追うのは
負担が大きい。
そして何より、
クリアトレード理論的に
“観客が集まる中心”で戦う方が
勝率もリスクも良い。
その中心が今は明確に
日本なんです。
高市政権で注目が集まり、
積極財政の姿勢もあり、
観客は日に日に増えている。
状況が変わらない限り、
日本株優位は続くと見ています。
【資源エネルギー・レアアースへの資金流入】
相場全体を見ると、
資金が入っているのは
資源エネルギー、
電気・ガス、
レアアース、
建設系などです。
この流れは非常に
分かりやすいと思います。
三井海洋開発は
決算でもレアアースの文字が
一つもないにも関わらず
上がっている。
レアアース開発に
必ず必要になる会社なので、
市場が先に
織り込み始めていると
私は見ています。
双日、豊通、三井物産などの
総合商社にも
資金がしっかり入っています。
日本としてレアアース開発を
本格化させる流れになれば、
総合商社は必ず
前に出てくるはずです。
建設系も強く、
五洋建設や奥村組など
綺麗な動きをする銘柄が
目立っています。
資金が向かうテーマは
今かなりはっきりしていて、
ここに大きめに配置し、
細かい値動きに惑わされず
待つ姿勢が大切だと
感じています。
短期の上下に
未来への影響は
ほとんどありません。
私は今フルポジですが、
不安定で振られそうなら
ポジションを減らすことも
大切です。
相場には
ランダム性が強い局面もあり、
そこで無理をしない
という意識も重要です。
まとめ
対中国リスクは
今後も発展性があり、
不確定要素が多い状況です。
こうした環境では
投資マネーは冷え込みやすく、
観客が集まらない場所で
戦う必要はありません。
観客が集まる中心は
今は明確に日本株です。
私は日本株を主戦場にし、
米国株は比率を落として
中期投資できる銘柄に
絞る戦略を取っています。
同時に、
資源エネルギーや
レアアース関連など、
資金が実際に流れている
“わかりやすいテーマ”を
しっかり押さえていく。
そして最後に、
クリアトレード理論の原点でもある
「チャートが綺麗な銘柄に乗る」
というシンプルさを忘れないこと。
情報で複雑に考えるより、
分からない時は現金比率を上げ、
分かりやすい銘柄を選ぶ。
この基本に戻ることが、
相場が荒れる局面で
最も生き残りやすいと
私は思っています。
今日もありがとうございました。
